2022年12月11日
筑後川河川事務所と筑後川ダム統合管理所へ ~プロローグ編
いよいよ、第一回めのスタートです。
九州で一番でっかい筑後川
我々は、筑後川の水の恩恵を受け発展と水害の長い歴史があります。
そんな筑後川の事、筑後川水系のダムとの関係、ダム建設の背景、役割、現在の雨の振り方、ダムの魅力、etc を
筑後川水系の12基のダムを1ヶ月に1基見学をし(学び知り)、毎月更新(発信)する約1年のロング企画です。
近年は、温暖化の影響で大雨が降りやすくなってる反面、
雨が降らない時期も増えるなんて意見もあるみたいです。
12基のダムを巡り、知り、学び
1年後、何が見えてくるでしょうか
皆さんは、何を感じますか
そんな企画になればと思います。
流域に住む者として疑問、質問なども行っています

第一回にあたる今回は、
久留米市にある、九州地方整備・筑後川河川事務所と筑後川ダム統合管理所様を尋ねました。
まずは、筑後川水系工事実施基本計画についての説明をしていただきました。
筑後川のあらゆる整備計画は、これから始まり
古くは明治18年の洪水を契機に改訂を重ねて、
S28の筑後川大洪水を契機に、松原ダム、下筌ダムの整備に着手をし
その後も、定期的に基本計画は改定されています
基本計画から基本整備計画を作成して、
具体的に河川の整備、堤防の補強、堆積土砂の掘削、ダム関係、砂防ダムetc
予算やいつまでにやるかなど具体的に決めて行きます。

(九州地方整備局、筑後川河川事務所資料より)
状況や背景により改定案を作成するみたいです。
今、計画されてる改定案もあり
筑後川や筑後川に流れ込む支流の改定案etc
ダムでいえば、寺内ダムの再開発事業と佐田川の堤防補強などが九州北部豪雨を経験して
改定案として組み込まれています(令和5.秋に、寺内ダム管理所を見学し詳しくアップしたいと思います)
こういった筑後川の整備計画を行い、市民の生活を人知れず守っているのが九州地方整備局・筑後川河川事務所

令和5年、本格改修100周年と耳にすると思いますが
大正10年の洪水を契機に、大正12年に河川事務所を久留米市に設置してから100周年となります

(九州地方整備局、筑後川河川事務所資料より)
ちなみに、S28筑後川大洪水からは70年の節目の年となります。
この節目の機会に、みなさんと一緒に学んでいけたらと思います。
ちなみに、私も筑後川の流域住民です
(昭和28年の大水害で被害にあった地域に今も住んでいます)

さて、その中の久留米市にある筑後川統合管理所(略して、統管←かっけー)とは?
何をしているのかというと、影の司令塔だった!
アンテナいっぱいだねー、秘密基地っぽいなぁー
(いっそ、建物を秘密基地ぽくしてくんないかなぁー)←すんまっしぇん
これは、全国の河川事務所やダム管理所と通信のやり取りをするためのアンテナなんだってよ。

松原ダム、下筌ダム(国土交通省管轄)
国道交通省管轄のダムの下筌ダム、松原ダムへの司令
ここから指示をだして、2つのダムの放流量などをコントロールして、洪水調節や利水用水の管理をします。

(令和2.7月豪雨、ダム統合管理所より松原ダムの管理中
ダム統合管理所提供写真)

(令和2.7月豪雨、ダム統合管理所より下筌ダムの管理中
ダム統合管理所提供写真)
写真を見ると、時間は0時を周り
ざっと10人は職員の方が防災態勢で詰めてありますね
さらに、松原下筌の各ダムに数人づついると考えると
ざっとダム関係だけ見ても、20人近くの人が寝ずの管理をされてる
我々の生活の安全を影で支えてくれてる方がいると考えたら、早めの避難を心がけたいと思いますよね
又、筑後川には管理(組織)の違うダムがあるのでそちらとの情報の共有や利水の管理を行います。
筑後川の水の1/3が福岡都市圏の水道水に使われていると聞くんだけど
筑後川下流の流量が、雨が降らない時期に少なくなると
有明海の海苔や生き物に影響するので、
上流に位置する筑後川水系のダムで貯めて、統館を中心に管理し
福岡都市圏の水道水に取水しても、観測地点の瀬の下の基準流量40㎥/s(昭和55、福岡、佐賀、大分、熊本県知事で話し合われました)を下回らないように
統合管理所とダム群が連携をして水不足の時には、統合管理所から各ダムへ補給の指示を出すこともあるみたいです。
又、年間通して安定した水の管理を行うためにダム群連携事業(実施予定)です。
こちらの話は、小石原川ダム(令和5.秋見学予定)にて話を聞いてみたいと思います

(九州地方整備局、筑後川河川事務所資料より)
まず、筑後川の質問をさせて頂きました。

(九州地方整備局、筑後川河川事務所資料より)
⭐︎原鶴分水路について
乾いたグランドしか見たことがないが活躍しているのか
(←失礼な質問だな、でも思わない?笑)
年により違いますが、令和3(4回)、令和2(6回)と
活躍しているみたいです。

(九州地方整備局・提供資料より)
仕組みとしては、筑後川の水位が上がると自動的に分水路に流れ込むみたいです。
(水深は1〜3mほどになります)
川の防災のライブカメラで
千年分水路の様子は見れるそうですよ。
川の防災・千年分水路→「https://www.river.go.jp/kawabou/pc/tm?zm=15&clat=33.36088056&clon=130.7703389&fld=0&mapType=0&viewGrpStg=0&viewRd=1&viewRW=1&viewRiver=1&viewPoint=1&ext=0&itmkndCd=200&scamId=122816005&ownCd=22816&sysCamId=22816005」

⭐︎筑後川の堆積土砂について
最近、よく筑後川の堆積土砂の採掘を見るが、という質問です。
春に実際に、現場にて説明していただけることになりました。
堆積した土砂をそのままにしておくと、筑後川の排出能力の低下(水がスムーズに下流に流れない)、
また有明海まで投げれつくと海苔や生き物の生態に影響するとのこと
大雨が降ると、支流から筑後川へと流れ込むので
大雨の後は、堆積土砂が増えるとの説明を受けました。
片の瀬、朝羽大橋、原鶴温泉付近で採掘が行われていますので、気にしてみてみてください。
次に、質問したのが、
⭐︎なぜ下筌ダム、松原ダムと2つ必要だったのか?
1つではダメだったのか
当初は、1つのダムで検討されいくつも候補があったのだが、
地盤を補強する必要があり、費用や建設期間などの問題があり
いろんな場所を検討した結果、
2つにし今の場所に建設するのが
理想だろうとのことで、下筌松原の2つになりました。
⭐︎下筌松原ダムの緊急放流の可能性があるとか、ないとかあったけど
下筌松原ダムとここはかなり距離がありピン!と来ないがどーなのか?ここも避難(意識)しないといけないのか、
そもそも2つあるから、どう見て(何を見て)いいかわからん
(ダムマイスターとして有るまじき発言かなと思うが、
寺内ダムは、すぐ上流だから避難するタイミングは
当然わかるんだが)
いや、正直わからんもんな(笑)
みんなも、わからんかもしんないし聞いてみました。
これは、長くなりましたので
後半の下筌ダム見学編にてアップします。
⭐︎大雨の時は、どういう勤務になるのか
交代制(シフト)で、筑後川に大雨注意報など予報が出るときに交代で安全が確認されるまで勤務となり
河川、ダムの管理に努めます
(ちゃんと手当もでますよ)←ここ大事(笑)
(ご苦労様です、ありがとうございます)

⭐︎下筌ダムと洪水調節編
(12月、更新済み)→「https://asakurashi3dam.yoka-yoka.jp/e2322994.html」

⭐︎松原ダムと弾力的管理編
(1月、更新済み)→「https://asakurashi3dam.yoka-yoka.jp/e2323152.html」
⭐︎大山ダム見学(1月見学→2月アップ予定)
⭐︎夜明ダム、高瀬川ダム(2月見学→3月アップ予定)
基本的には、聞いた話をかみ砕いてわかりやすく説明をし
ちょっとダムに行ってみようか!!と思っていただける内容を
目指しています。
⭐︎見学に関して協力
国土交通省九州地方整備局・筑後川河川事務所様
水資源機構(筑後川局、筑後川下流総合管理所、筑後川上流総合管理所)様
合所ダム管理所(福岡県)様、藤波ダム管理所様(福岡県)
夜明ダム管理所様(九州電力)
ご協力感謝致します。
日本ダム協会認定 ダムマイスター
朝倉市3ダム愛好家 三ちゃん
ぷちっと、協力おねがいします

地域情報ランキング
ダムマイスター、ダム、朝倉市、筑後川、土木
九州で一番でっかい筑後川
我々は、筑後川の水の恩恵を受け発展と水害の長い歴史があります。
そんな筑後川の事、筑後川水系のダムとの関係、ダム建設の背景、役割、現在の雨の振り方、ダムの魅力、etc を
筑後川水系の12基のダムを1ヶ月に1基見学をし(学び知り)、毎月更新(発信)する約1年のロング企画です。
近年は、温暖化の影響で大雨が降りやすくなってる反面、
雨が降らない時期も増えるなんて意見もあるみたいです。
12基のダムを巡り、知り、学び
1年後、何が見えてくるでしょうか
皆さんは、何を感じますか
そんな企画になればと思います。
流域に住む者として疑問、質問なども行っています

第一回にあたる今回は、
久留米市にある、九州地方整備・筑後川河川事務所と筑後川ダム統合管理所様を尋ねました。
まずは、筑後川水系工事実施基本計画についての説明をしていただきました。
筑後川のあらゆる整備計画は、これから始まり
古くは明治18年の洪水を契機に改訂を重ねて、
S28の筑後川大洪水を契機に、松原ダム、下筌ダムの整備に着手をし
その後も、定期的に基本計画は改定されています
基本計画から基本整備計画を作成して、
具体的に河川の整備、堤防の補強、堆積土砂の掘削、ダム関係、砂防ダムetc
予算やいつまでにやるかなど具体的に決めて行きます。

(九州地方整備局、筑後川河川事務所資料より)
状況や背景により改定案を作成するみたいです。
今、計画されてる改定案もあり
筑後川や筑後川に流れ込む支流の改定案etc
ダムでいえば、寺内ダムの再開発事業と佐田川の堤防補強などが九州北部豪雨を経験して
改定案として組み込まれています(令和5.秋に、寺内ダム管理所を見学し詳しくアップしたいと思います)
こういった筑後川の整備計画を行い、市民の生活を人知れず守っているのが九州地方整備局・筑後川河川事務所

令和5年、本格改修100周年と耳にすると思いますが
大正10年の洪水を契機に、大正12年に河川事務所を久留米市に設置してから100周年となります

(九州地方整備局、筑後川河川事務所資料より)
ちなみに、S28筑後川大洪水からは70年の節目の年となります。
この節目の機会に、みなさんと一緒に学んでいけたらと思います。
ちなみに、私も筑後川の流域住民です
(昭和28年の大水害で被害にあった地域に今も住んでいます)

さて、その中の久留米市にある筑後川統合管理所(略して、統管←かっけー)とは?
何をしているのかというと、影の司令塔だった!
アンテナいっぱいだねー、秘密基地っぽいなぁー
(いっそ、建物を秘密基地ぽくしてくんないかなぁー)←すんまっしぇん
これは、全国の河川事務所やダム管理所と通信のやり取りをするためのアンテナなんだってよ。
松原ダム、下筌ダム(国土交通省管轄)
国道交通省管轄のダムの下筌ダム、松原ダムへの司令
ここから指示をだして、2つのダムの放流量などをコントロールして、洪水調節や利水用水の管理をします。

(令和2.7月豪雨、ダム統合管理所より松原ダムの管理中
ダム統合管理所提供写真)

(令和2.7月豪雨、ダム統合管理所より下筌ダムの管理中
ダム統合管理所提供写真)

ざっと10人は職員の方が防災態勢で詰めてありますね
さらに、松原下筌の各ダムに数人づついると考えると
ざっとダム関係だけ見ても、20人近くの人が寝ずの管理をされてる
我々の生活の安全を影で支えてくれてる方がいると考えたら、早めの避難を心がけたいと思いますよね
又、筑後川には管理(組織)の違うダムがあるのでそちらとの情報の共有や利水の管理を行います。
筑後川の水の1/3が福岡都市圏の水道水に使われていると聞くんだけど
筑後川下流の流量が、雨が降らない時期に少なくなると
有明海の海苔や生き物に影響するので、
上流に位置する筑後川水系のダムで貯めて、統館を中心に管理し
福岡都市圏の水道水に取水しても、観測地点の瀬の下の基準流量40㎥/s(昭和55、福岡、佐賀、大分、熊本県知事で話し合われました)を下回らないように
統合管理所とダム群が連携をして水不足の時には、統合管理所から各ダムへ補給の指示を出すこともあるみたいです。
又、年間通して安定した水の管理を行うためにダム群連携事業(実施予定)です。
こちらの話は、小石原川ダム(令和5.秋見学予定)にて話を聞いてみたいと思います

(九州地方整備局、筑後川河川事務所資料より)
まず、筑後川の質問をさせて頂きました。

(九州地方整備局、筑後川河川事務所資料より)
⭐︎原鶴分水路について
乾いたグランドしか見たことがないが活躍しているのか
(←失礼な質問だな、でも思わない?笑)
年により違いますが、令和3(4回)、令和2(6回)と
活躍しているみたいです。

(九州地方整備局・提供資料より)
仕組みとしては、筑後川の水位が上がると自動的に分水路に流れ込むみたいです。
(水深は1〜3mほどになります)
川の防災のライブカメラで
千年分水路の様子は見れるそうですよ。
川の防災・千年分水路→「https://www.river.go.jp/kawabou/pc/tm?zm=15&clat=33.36088056&clon=130.7703389&fld=0&mapType=0&viewGrpStg=0&viewRd=1&viewRW=1&viewRiver=1&viewPoint=1&ext=0&itmkndCd=200&scamId=122816005&ownCd=22816&sysCamId=22816005」
⭐︎筑後川の堆積土砂について
最近、よく筑後川の堆積土砂の採掘を見るが、という質問です。
春に実際に、現場にて説明していただけることになりました。
堆積した土砂をそのままにしておくと、筑後川の排出能力の低下(水がスムーズに下流に流れない)、
また有明海まで投げれつくと海苔や生き物の生態に影響するとのこと
大雨が降ると、支流から筑後川へと流れ込むので
大雨の後は、堆積土砂が増えるとの説明を受けました。
片の瀬、朝羽大橋、原鶴温泉付近で採掘が行われていますので、気にしてみてみてください。
次に、質問したのが、
⭐︎なぜ下筌ダム、松原ダムと2つ必要だったのか?
1つではダメだったのか
当初は、1つのダムで検討されいくつも候補があったのだが、
地盤を補強する必要があり、費用や建設期間などの問題があり
いろんな場所を検討した結果、
2つにし今の場所に建設するのが
理想だろうとのことで、下筌松原の2つになりました。
⭐︎下筌松原ダムの緊急放流の可能性があるとか、ないとかあったけど
下筌松原ダムとここはかなり距離がありピン!と来ないがどーなのか?ここも避難(意識)しないといけないのか、
そもそも2つあるから、どう見て(何を見て)いいかわからん
(ダムマイスターとして有るまじき発言かなと思うが、
寺内ダムは、すぐ上流だから避難するタイミングは
当然わかるんだが)
いや、正直わからんもんな(笑)
みんなも、わからんかもしんないし聞いてみました。
これは、長くなりましたので
後半の下筌ダム見学編にてアップします。
⭐︎大雨の時は、どういう勤務になるのか
交代制(シフト)で、筑後川に大雨注意報など予報が出るときに交代で安全が確認されるまで勤務となり
河川、ダムの管理に努めます
(ちゃんと手当もでますよ)←ここ大事(笑)
(ご苦労様です、ありがとうございます)

⭐︎下筌ダムと洪水調節編
(12月、更新済み)→「https://asakurashi3dam.yoka-yoka.jp/e2322994.html」

⭐︎松原ダムと弾力的管理編
(1月、更新済み)→「https://asakurashi3dam.yoka-yoka.jp/e2323152.html」
⭐︎大山ダム見学(1月見学→2月アップ予定)
⭐︎夜明ダム、高瀬川ダム(2月見学→3月アップ予定)
基本的には、聞いた話をかみ砕いてわかりやすく説明をし
ちょっとダムに行ってみようか!!と思っていただける内容を
目指しています。
⭐︎見学に関して協力
国土交通省九州地方整備局・筑後川河川事務所様
水資源機構(筑後川局、筑後川下流総合管理所、筑後川上流総合管理所)様
合所ダム管理所(福岡県)様、藤波ダム管理所様(福岡県)
夜明ダム管理所様(九州電力)
ご協力感謝致します。
日本ダム協会認定 ダムマイスター
朝倉市3ダム愛好家 三ちゃん


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ダムマイスター、ダム、朝倉市、筑後川、土木
Posted by さんちゃん at 23:42│Comments(0)
│筑後川と流域のこと