2024年04月10日

一般財団法人 日本ダム協会・ダムマイスターに再認証されました

ダムマイスターの2年の任期を終えて新たに更新をさせて頂き、
無事に一般財団法人 日本ダム協会に再認証して頂きました。



認証にあたり、提出しました活動報告と自己PRは、ダム日本(月刊誌)と日本ダム協会のHPに後日アップされるとのことです。

ダムマイスターの活動にご理解とご協力頂いた関係者の皆様、感謝いたします。

特に、筑後川水系の施設を12基巡り話を聞けた事は大きく
筑後川水系にあるインフラ施設の役割、必要性、
又、筑後川の課題が、しっかり理解することができたことは良かったかと思います


又、その後、河川財団のプロジェクトWETのEDUCATOR(指導者)の資格を取得出来たこと、水の事情を学べたことでより深みに
今後、得た知識をプロジェクトWETや講演、情報発信等に落とし込んで行きたいと思います。
私に出来ることがあれば、お力になれればと思ってます。


私の事をご存じない方がほとんどなので、自己紹介(PR) 見えますかねー

「今後の活動したいこと、自己PR
地球温暖化の影響もあり、強い雨が降りやすくなってる反面、雨が降らない時期が増えると聞いています。
ますますダムの役割の理解が重要になってくるのではないかと感じています。

私は、ダムが上流にあります河川の浸水地域
昨年、緊急放流を経験したダム下流浸水地域に住む住民です。
緊急放流の経験、感じたことを浸水地域に住む住民目線、愛好家の視点を生かして
ダムと防災、ダム下流河川流域の皆さんの不安の解消、ダムへの理解へなど何かしらお役に立てないかと思っています。

又、ダムグルメ事業者(自営業者)、ダムグッズ製作者ということもあり
ダムグルメ、グッズの製作販売を基にした経験と活動による、
持続可能な地域振興とダムグルメ、グッズが与えるダムに興味を持つ効果など
お力になれればと思います。

河川財団・プロジェクトWET EDUCATOR(指導者)の資格を取得しました。
水環境、河川、我々の生活とダムとの関わり、役割、ダムの必要性を
河川財団・プロジェクトWETの体験プログラムにダムマイスターの知識、経験を活かして活動予定です。」     と書いています。

ほかに、ダムたこやき施工技術者、ダムのぬいぐるみ えがっちのご主人様
という一面も持ちます(笑)

河川財団・プロジェクトWET EDUCATOR と 日本ダム協会認定・ダムマイスターの二刀流で頑張ります
(二刀流をちょっと言ってみたかっただけです)



⭐︎河川財団 プロジェクトWET EDUCATOR

⭐︎日本ダム協会認定・ダムマイスター
朝倉市3ダム愛好家 三ちゃん

icon74ぷちっと、協力おねがいします


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2023年10月20日

筑後川水系12基を巡る~10基め・小石原川ダム(7/10の防災操作について)

九州一でっかい筑後川、
筑後川水系のダムを巡る10基めのダム、小石原川ダム
(筑後川水系、小石原川)


今回は、8月10日の小石原川ダムの緊急放流(予測)を受けて、
小石原川ダムの操作と低減効果、避難の通知など興味を持たれてる流域の方もいらっしゃると思いますので、
同じ市民目線(佐田川下流域住民)でわかりやすく解説、早めの避難に繋げる話などをしたいと思います。


まずは、簡単に小石原川ダムの説明を、
小石原川ダム(令和3.10月、本格運用開始)、水資源機構が管理をしています。


型式は、ロックフィルダム
小石原川ダムは九州1の堤体の高さ(139m)を誇るロックフィルダム(型式)です。

ダムの目的は、洪水調節、水道用水、河川環境保全(渇水対策容量を含む)


ロックフィルダムは、中心部を水を通しにくい粘土質の土(コア)、その両脇を砂や砂利、岩石(ロック)の構造をもつダム
重力式コンクリートダムより床面積を広く使う事で、堤体にかかる水圧を広い床面積に伝えて抑えることが可能になり
コンクリートダムと違い地盤が強固でない場所に建設が可能です(合所ダム、藤波ダム、寺内ダムなどと同じ型式です)



同じロックフィルダムの合所ダムや寺内ダムと違うのは、小石原川ダムはゲートがないダム(藤波ダムと同じ)


右岸側上流から撮影

ないでしょー、寺内ダムと比べてみるといいと思います

放流する設備(洪水吐)は、非常用洪水吐と常用洪水吐の一体型が設置されています


自然調整方式:
常用洪水吐と非常用洪水吐と高さがちがう放流設備、その水位になると越流し自動的に放流します。
大雨時に、人の手による放流操作を行いません(行えません)


7/14撮影、まだ貯水率100%の為に常用洪水吐から越流中(放流中)
さらに水位が上がると、非常用洪水吐から越流という仕組みです


直下から見たかったのですが、7/10の豪雨被害で通行止めでした

大雨時に人の手による放流操作を行わない、といってもダムで管理はちゃんとされています


操作室、ダム印帳特別見学会にて撮影


通常は、操作室は見学不可みたいです


大雨時は、呼び出しがかかり24時間防災体制に入ります
長いときは、1週間、10日間とか防災体制が続くこともあるみたいです



今回は、7/1、7/10の水位低減効果についてと過去の見学の内容を中心に説明します。

小石原川ダム、江川ダム、寺内ダムを含めた朝倉三ダム総合運用(利水)の話は江川ダム編にて→
https://asakurashi3dam.yoka-yoka.jp/e2335464.html

できるだけ、わかりやすく解説します。
流域の方の防災、ダムへの理解に繋がればと考えています。


小石原川ダムは、上流からの流入量(洪水量)が60m³/s以上あると洪水調節に入り、
ダム湖に上流からの流入量を溜めながら、放流量をカットして常用洪水から越流(放流)
します
(下流の水位上昇の低減に努めます)
ただし、水位がEL349.1m より貯水容量が低い場合は、
がっつり全量溜め込みます。

⚪︎7/1の雨の事例を見てみます
7/1の大雨の事例時は、小石原川ダム、江川ダムに利水の貯水容量の空きがあったために、上流からの流入量(洪水量)をがっつり溜めています(九州北部豪雨時の寺内ダムもこのケースです)



たとえば、7/1の4時~6時の小石原川ダム

(流入量30t~60tの間、放流量は0.15トン(川の防災より)
がっつりため込んでます


その結果、10時50くらいには貯水率100%になる(川の防災より)


これは7/3のスクリーンショット(貯水率100%、川の防災)

その効果のお陰で、小石原川は氾濫注意まで水位が一度も上がらなかった。

一概に比べることは出来ないのですが、6/30~7/1の雨で佐田川は氾濫注意になっています(それくらいの雨が降っていた)
過去、小石原川は氾濫危険水位近くになることも多くて不安だった住民の方も少なくないはずです。


6/30、佐田川の水位のスクリーンショット(川の防災より)

今後、氾濫危険水位、注意の発令の回数は間違いなく減るでしょう!
これは、流域の方が安心して寝れる回数が増える(避難指示を受ける回数が減る)

でも、7/10 緊急放流の可能性があると通知が来た!と不安を感じてある方もいらっしゃるかもしれないので私なりに操作を説明します。

⚪︎7/10の洪水調節効果、低減効果について
実は、7/10の洪水調節の低減効果がプレスリリースで発表されてます
プレスリリース(P15)→
https://www.water.go.jp/chikugo/chikujyo/flood/r05-report_0710flood.pdf


抜粋すると、「小石原川ダム上流では最大56mm(7/10.3時〜4時)
総雨量539mm、
最大150㎥/s流入時に約69㎥/sを貯留(溜めた)ことで下流域の水位低減効果、
ダム下流地点水位を約0.22m低減させることができた」

流域の方の中には、
水位低減効果、ダムに水を溜めることで小石原川(下流)の水位上昇を遅らせる効果があるのか?意味があるのか?
と思われてる方も少なからずいらっしゃると思います。

実は、私は今回緊急放流を行った寺内ダム下流域住民(浸水地域住民)です。
皆様と似た境遇かと思います。
私も、頭ではダムの操作を理解していてもいまいち腑に落ちなかった経験がありますので気持ちが凄くわかります。
正直、後でレポートを見せられて説明されてもねーだと思います。

で、一番いいのはリアルタイムに肌で感じてもらうことかなと私の経験、体験から実感しています。
私が大雨時に実戦していること、凄く簡単ですのでぜひ!一緒に

7/10.当日を振り返りながら説明しますね。


⚪︎7/10の時系列解説(実戦編)


当日は、私は午前3時すぎ河川情報アラーム(小石原川付近で大雨が降った)というメール通知で起きました(起こされました)

icon51九州地方整備局が作った“河川情報アラーム”の登録をおすすめします。
詳しくはこちらにやり方を解説してます→
https://asakurashi3dam.yoka-yoka.jp/e2331208.html

icon51YouTubeにて、簡単に解説も行っています、よかったらごらんくださいませ



さらに、小石原川の水位が上がってるとメール通知が携帯に入る→クリックし詳細をチェック☑️
(私の知る限り河川の水位情報がリアルタイムで携帯に届くのは、河川情報アラームだけではないでしょうか
それも登録した、自分に関係する河川のみ、
さらに、メールのリンクから川の防災に飛べて詳細が確認できる、すごく便利です)

おや、小石原川、氾濫危険水位の情報やん!と目が一気に覚める

天気予報はと確認していると
すると、線状降水帯が発生したと情報が流れてきました。

その後、水位や雨量に変化があれば携帯へメール通知が届きます(ました)→そのつど確認
icon51キキクル、川の防災、テレビの河川水位情報を画面に張り付いてずっとチェックしなくていいのです(ほんと楽)

で、小石原川の水位が氾濫危険水位(注意)近くになっていたら(通知が来たら)


次に、川の防災の携帯画面をスクロール(移動させ)
小石原川をスクロールさせて上流にある小石原川ダムを見る
(江川ダムは利水のダムなのでスルーしていいです)


ダムのマークが青色が洪水調節中、紫が緊急放流←何色か色をチェックする

色が変わっていたら、
ついで感覚でいいので、ダムのアイコンをクリックします(細かい情報が見れます)


グラフや観測値を押すとより詳しい情報が見れます。
私は観測値をよく見てます!!


小石原川ダム、洪水調節中(川の防災スクリーンショット)
実は、午前2時10分にはすでに洪水調節に入ってました(寝てる間に)
7/1、午前3時20だと流入量119.60㎥/s、放流量33.04㎥/s(約72%をダムに溜めてます)

洪水調節中だと、
流入量より放流量が少ない(ダムに溜めながら下流域の水位低減中)です
→どれぐらい流入量があって、ダムに溜めることで放流量がどれくらいになってるのか
そして河川の水位がどれくらいなのかを普段から見てほしいと思います


小石原川ダム、洪水調節中(川の防災スクリーンショット)

7/1、午前6時20だと流入量147.98㎥/s、放流量61.60㎥/s(約58%をダムに溜めてます)


で、その時間帯(7/10.4時10時)小石原川の水位を見ると反乱危険水位超過へ(メールが届いてました)

観測値を押すとより詳しい情報も見れます。


上流で、小石原川ダムが流入量(洪水量)をカットして、放流量を減らして下流の水位低減を頑張っているが、それでも小石原川の水位が上昇している事がわかるかと思います

流れとしては
河川情報アラームが鳴って→河川チェック(氾濫危険水位、注意)→小石原川ダムをチェック→色が変化していたら詳細をチェック

強い雨が降ったらこの流れを確認すれば、ダムの低減効果が肌で感じることができますし

何より、ダムが今何を行っていて、河川の水位がどれくらいか把握しているので早めの避難につながるし、必要以上に不安になることはないです

どうでしょうか?? ダムがあっても意味ないと感じますか??
水位低減効果、遅らせることに意味があるのか??どう感じますか

で、ずっと洪水調節をやってきて小石原川ダムが満水に近づいてくると洪水調節ができなくなり
非常用洪水吐まで水位が上昇すると越流(緊急放流へ移行)します。
流入量に近い放流量(洪水量)を放流するので、下流の水位は上昇しやすくなります。

⚪︎疑問 なんで今放流を?
で、よく“なんで今、放流するんだぁー”とか
ダムが放流したから被害がでたとか声を聞くんですが

実は、この部分(緊急放流)だけ(しか)
我々住民に報道や速報通知で伝わってくるので誤解しやすい
(ミスリードが起きやすい)

でも、実際は見てもらった様にダムは、小石原川ダムは下流域が氾濫しないようにダムに溜めながら水位低減を行っている(いた)
7/10のケースですと、午前2時から水位低減の操作(洪水調節)を行っていた。
(皆さん、何されてましたか?? 僕はまだ布団の中で寝てました。 誰かが、下流域の為に寝ないで頑張ってくれてるんです)

⚪︎江川ダムが放流したから被害がでた(過去に)
なんて声もよく聞きます。
小石原川ダムが運用される前は、利水が目的の江川ダムしかなくて
小石原川ダムみたいな洪水調節(下流の水位低減)ができないダムでした。

江川ダムが放流したから浸水した!た、誤解ではあるんですが、気持ちは理解できます。
九州北部豪雨時は、私はまだダムの事をしらなかったので
あの時、自宅が被害にあっていたらきっとダムが放流した!!と私も言っていたと思います
(何も知らなかったのでねー)

小石原川ダムが運用されましたが、江川ダムが街に一番近い場所にある為に江川の放流が気になると思います。
サイレンもなりますし不安になることもあるかと思います。

私は、寺内ダムが上流にあるダム下流域住民です。 が
私の場合は、河川情報アラームが河川の水位上昇を知らせてくれて、天気予報をみて、ダムが今何をしてるのか把握できるので今は不安がないです。
不安を少しでも解消するためにも、ぜひ私の行っているやり方を実践して頂きたいです

午前3時に、河川の水位を携帯にメールでしらせてくれる(くれた)
誤解の解消に繋がるかはわかりませんが、少しは不安は解消されると思います。

⚪︎通知について
国土交通省も洪水調節の段階から情報が分かりやすく届く改善をしていっていて
川の防災も一般の方が見ても見やすく改善され、放流通知が色分けされて一眼でわかるようにと少しずつですが改善していってます。

川の防災→
https://www.river.go.jp/kawabou/pc/ov?zm=12&viewGrpStg=0&clat=33.4040069361702&clon=130.7082213723404&fld=0&mapType=0&viewRd=1&viewRW=1&viewRiver=1&viewPoint=1


例えば、緊急放流の予測が出ると青から紫へ
寺内が紫色(緊急放流予測)、こいしが青色(洪水調節中)


小石原川ダム(6時20、川の防災スクリーンショット) 紫色に変化と一目見て把握できます
ただし、今年にはいって改善されたみたいなんでどれくらいの人に周知されてるかはわかりません
防災セミナーで、周知する努力は必要かと思います。


で、この放流の通知の手段が決められていて

江川ダムは、ゲートからの放流時には必ずサイレンとアナウンスがなります。

ダム管理所から河川にいる人、流域の人へ放流のサイレンを鳴らします(緊急放流の場合は、3時間前、1時間前)

緊急放流のサイレンは、音を変えてあるので把握しやすいと思いますが、あくまでサイレンは河川の中、河川付近にいる人へ向けての放流のお知らせなので場所によっては聞きにくいです。

サイレンのみに頼るのではなく、行政からの通知手段が重要かと考えます。



⚪︎ダム管理所から関係機関への通知が緊急放流の3時間前へ連絡

icon51川の防災は、緊急放流の予測の連絡を受けて5時30分に更新されていましたので、そのあたりに関係各所へ連絡が入ってます。

で、あれ?3時間前に通知があったかな?と思われた人もいると思います。

ダム管理所から関係機関(マスコミ、流域の関係市町村、消防など)に通知が行きます。
で、その情報を元にして市民への情報発信をいつどのような手段で発信するかは、行政の役割(責任)

で、今回の緊急放流の可能性の市民(朝倉市)の通知は約1時間前の通知でした。
これは、ダム管理所ではなく行政の判断


(4時30にレベル4へ)

多分、すでにレベル3、4を発令しているから早い段階で“緊急放流の可能性がある”という発信をしなくても確実な情報を1時間前に通知しても避難行動に問題ないだろう
(住民は避難しているはず)という考えだと思います(私の解釈)


(9時30分くらい)

私も市民でもありますし、忖度なしに本音を言わせて頂くと、(行政批判ではなく、大雨の前の積極的な議論による防災に繋げるため)

ダム管理所から関係各所へ通知があった時間、その通知を受けてマスコミは情報の発信を行った(6時すぎ)
ここ数年、マスコミも緊急放流の可能性の速報を早い段階から伝えて早めの避難に繋げてもらうようになりました

川の防災でも、ほぼ同時刻に情報が更新されている
であれば、行政としても3時間前に発信(緊急速報)して良かったのではないか
特に、近年は短時間で強い雨が降りやすくなって状況が変わりやすくなっているレベル3.4が発令されていたとしても違う文言を使い再度、避難を呼びかけてもいいのではないでしょうか

私の場合は、避難対象河川は佐田川、寺内ダムでしたが6時に川の防災で緊急放流の可能性の情報を得て、佐田川の河川、雨の降り方など冷静に確認し、一旦気持ちを落ち着かせて、その後、様子を見て避難所へ行きました。


→時系列に、小石原川関係の避難通知をまとめてみました。
流域の防災行政無線、有線がどうだったのかわからないのですが
比べてみると、河川情報アラームを使うと小石原川だけみても情報が増えます
(河川情報アラームの小石原川の河川上昇や強い雨の通知、3時~7時を見ると 、8件
河川情報アラームの佐田川川の河川上昇や強い雨の通知、3時~7時を見ると、4件
と、強い雨が降ったり、河川の水位の変化が起こればそれだけ通知が増えます。
これは、避難するに必要な通知なんで多いとは思わないで頂きたい。)

参考にして、自分はどうだったか再確認してみてください。

又、私が避難している時間帯でもすでに道路の冠水がおきつつありました、緊急放流の1時間前の通知により行動を促したのは
危険な時間帯ではなかったのか
仮に、緊急放流の1時間前が垂直避難(外にでない)を促す通知を目的とするならば、通知の内容の文言(危険です外にでないでください)などに変更する必要があるのではないか
又、1時間前とは別に、その前(仮に3時間前)に早めの避難を促す緊急放流の通知はなくていいのか??

仮に、3時間前のダム管理所からのサイレンと同時刻になんらかのダムの通知が行われていたらどうでしょうか?
サイレンだけでは、意味が伝わりにくい欠点を同時に通知が届くと?情報がより伝わりやすくありませんか

⚪︎私自身が今回、緊急放流の通知を直接、流域で受けた感想
としては(実際は避難所)
小石原川ダム緊急放流の1時間前の通知では、ダムの役割、操作に対して不安や疑念、誤解を流域の方が持つのではないか、ミスリードが起こりやすいと感じました。
特に浸水被害が起きた場合ては、“ダムが急に放流した”
“何で今、放流するのか” “ダムが急に放流したから被害が増えた”と誤解を生みやすい、ミスリードを生みやすい

見てもらったらわかるように、7/10のダムの最初の通知が緊急放流です。
それも1時間前であれば、住民感情としては誤解されても仕方がない
なんて避難所で通知を受け取り感じました。

ダム放流開始しました(洪水調節)などの通知を発信している、努力をされてる行政もあるみたいです

今回は、通知まで踏み込んで書いてます
単純にダムの役割や低減効果を伝えるのが目的であれば踏み込む必要はありませんが
ダムの低減効果を理解したいわけでなく、ダムの操作を理解して防災、早めの避難に繋げる
安心して暮らしていただくのが目的
幸い、下流域に住んでますので踏み込ませていただいてます

とはいえ、これはぼく個人の意見なので、もし流域の方で緊急放流の早めの通知を希望される方は、
地域の代表の市議へ要望をだされてみてはどうでしょうか


そして、ぜひ、早めの避難に繋げるため、少しでも安心して暮らすために私のやってるやり方を実践していただきたいのですが
もし、私のやってるやり方がよくわからんから教えちゃらんねーと言われる方がいましたら、
コミュニティ、市議さん経由でご連絡くださいませ


ダムがちゃんと下流域を守っている、がんばっているのもわかるし

何より、みなさんの早めの避難に繋がり、不安が和らぎます

ダムと防災とタイムライン、河川情報アラームと川の防災を使った講座みたいなのを一緒に企画してみたいと思います。

川の防災はパソコン等でもみれますが、リアルタイムで河川の水位を携帯に知らせてくれる
九州地方整備局の河川情報アラームを登録してチェックするやる方の方が
かなり楽です


ぜひ、登録の仕方編もごらんくださいませ!! →
https://asakurashi3dam.yoka-yoka.jp/e2331208.html

みなさんの早めの避難、防災に役立てれば幸いです。

小石原川ダム見学は、監査廊の見学は通常の見学会コースに入ってなく外からのコースのみみたいです。


今回は、インスタやTwitterに投稿した写真、リール動画と一般見学コースで回る設備の説明をアップしたいと思います。


堤体を左岸側から撮影、堤体の表面をリップラップといいます。
岩(ロック材)を積み上げてるのですが、きれい整ってます

この“日本の土木技術の高さ”を、ぜひいろんな角度から見て頂きたい


マニアックだなぁーと思うかもしれないけど、ここはダム あなたはダムに来ているんです。

キリンビール工事に行けば麦芽製法を学ぶやないですか
ダムに来てるんだから、小石原川ダムの土木技術の高さ、ダムの魅力を知ろうよ!ねっ

麦芽製法=ロックフィルダムの提体の表面(リップラップ)がきれい


つるっつる(触りたい) 岩を積み上げてるんですよ!
白く貴婦人みたいだったんですが、最近、岩と岩の間から雑草が!! 生命力強し


建設中の写真(提体を左岸から撮影) はら付け道路を重機が通る

岩と岩の間に砂がマズ目みたいに埋まってるのは、建設時に堤体を重機が走っていたりしていたときに
土地や砂みたいなものを岩の上に引き詰めてかぶせていて(保護)いたものが完成後に
取り払ったら、岩と岩の間に詰まっていい感じになったみたいです。
(この土の下にまだ日の目を浴びてないお姿がかくれていたとは)

ロック(岩)が揃っていると話しましたが、揃えたからと強度がより強くなるとかはないみたいです。
日本人の職人気質、貴重面さ、土木技術の高さではないでしょうか!これを見なくて、語らなくてどーするよ。

さて、50年後はどうなってますかねー(僕は生きてるかなぁー、誰か風化を見てみてね)

左岸のマウンテンバイク場あたりからの景色が最高です。
ここ、別にマウンテンバイク場に行く人以外行ったらダメというわけではないから行ってみてください。


あうーと叫びたくなります。インスタ、リール投稿→

https://www.instagram.com/reel/CjsJwZsg-XW/?utm_source=ig_web_copy_link


提体の真ん中がこんもり2mほど高く(盛り土)なっています
こいしは、岩と土でできているので地盤沈下を計算に入れて
ゆっくりと100年かけて下がります(現在で50センチほど下がってるとか)
計算して造られています。


GPSで、歪みを検知して管理所にデータを送る装置(50こほどあります)

定期的に人の手による測量などの検査もありますが、例えば地震が起きて
地震の前後に、歪みなどの数値がすぐに送られてきて見れる利点があるみたいです


手前の小さい浮遊物だと思いますが、水質を検査する機械で1m感覚で水深10mほどまであり
濁度、温度、PHなど、1日、2回計測してデーターが操作室に送られています

奥の四角い浮遊物は、空気を水深に直接送って水を循環させてアオコの発生を抑える装置
令和あさくら湖には4台あります

一番右奥が流木などを止める網場(あば) 深さが2m、長さ600mあります


選択取水設備(最大70トンの放流が可能)






建設中の選択取水設備


ダム湖側から眺めてる(選択取水設備は右億ですね)


九州一の堤体の高さを直下から眺めるぜ!

国道500号から旧500号に車を走らせてしばらくすると、いきなり現れます!
思わず、でっけぇーと口ずさみます。

案内する看板がねたたないのよ! 行けるの知らないよね!!  ぜひ、直下から見上げてほしい

Googleマップにも反映されてないのよ、そろそろなんとかして欲しいものです。

補足、
残念ながら、7/10の大雨で直下へ行く道は土砂崩れのため通行止めです。
年内開通は、難しいみたいですね

開通したら、ぜひ直下から九州一の高さのダムを眺めてみてください!!

堤体直下からの景色のリール動画 ライジング サン→
https://www.instagram.com/reel/Cj9SrRwg6IF/?utm_source=ig_web_copy_link



小石原川ダム直下からの朝日


令和あさくら湖からの朝日


カスケード式減勢工(階段状) 2.5m、47段あります
icon51カスケード式は全国的に珍しく、100mを超えるカスケードは日本初とのこと

階段にする事で、水の勢いを殺す事ができてシュート部(階段の部分)を短くすることが可能となりました。

これは、下流にある江川ダムのダム湖との距離の関係と地盤の関係でカスケード式を用いられたみたいです。

こいしには、水の勢いを落ち着かせる副ダムがありません(江川ダムと見比べてみましょう!)


江川ダム



ダムカードが管理所でいただけるのですが、手渡しじゃないので(自動券売機みたいな)
ダムカードを頂くのをきっかけにして、質問したり、どんな人が働いてるのか顔を見たりするのが

それが良かったり、それが魅力なんですが

せっかくなんでダムのことで分からんかったら、管理所のインターホンを押して職員の方に質問してみましょう!親切に教えてくださいますよ

勇気が出なかったら、下流の江川ダム管理所は手渡しなんで“ダムカードくださぁーい”と伺ったときについでに質問するのもよし

親切に教えてくれますよ

又は、私のところにきてもいいですよー

朝倉在住ですし、Twitter、@asakurasi3dam の垢もあります。
いつもは、ゆるく呟いてますが大雨時、管理所が防災体制に入ると僕も真面目モードに
防災や、川の防災の情報などの最新情報を呟いてます(フォローまってます)


icon5111月18日、19日 あさくら祭 “朝倉市3ダム愛好家”ブースで出店します。

ぜひ、会いにきてください。


又、ぬくもり畑さんでは小石原川ダムカレーを施工してくださってます
めっちゃ、美味しいですよ


小石原川ダムカレー、平皿だとよりロックライスが表現できるのにもったいないぃぃぃぃぃぃ

そのぬくもり畑さんでは、藤吉窯のダムグッズの販売も行っています


小石原川ダム(最近、小石原川ダムも風合いがでてきたので若干、風合いを出したとか話してました)

提体のロックの間から草が生えてきたから、それも、、、、、、と言ったら
それは、却下されましたぁ(笑)

ぜひ、一緒にお立ち寄りくださいませ!
在庫確認などは、

☆豆腐工房 ぬくもり畑
838-0062福岡県朝倉市堤612
定休日 水曜日
!

次回は、江川ダム、寺内ダム、寺内導水路、小石原川ダム、木和田導水路を使った利水の総合運用についてのお話です

大雨の降りやすくなってる反面、雨が降らない期間も長くなっています。
実は、7/10移行 雨が少なかったのです。

秋田ではダム湖が枯渇してしまいましたし、今後重要になるであろう利水の総合運用について→
「10月末アップ予定」

☆筑後川水系のダムを巡る(過去の投稿) 復習はこちら

⭐︎九州地方整備局と筑後川ダム統合管理所編→https://asakurashi3dam.yoka-yoka.jp/e2322800.html

⭐︎下筌ダムと洪水調節の見学編
https://asakurashi3dam.yoka-yoka.jp/e2322994.html

⭐︎松原ダム見学の模様と弾力的管理の話(利水)の見学編→https://asakurashi3dam.yoka-yoka.jp/e2323152.html

⭐︎大山ダムダム見学編→https://asakurashi3dam.yoka-yoka.jp/e2324776.html

⭐︎夜明ダムダム見学編→
https://asakurashi3dam.yoka-yoka.jp/e2326186.html

⭐︎合所ダムダム見学編→
https://asakurashi3dam.yoka-yoka.jp/e2327548.html

⭐︎藤波ダムダム見学編→
https://asakurashi3dam.yoka-yoka.jp/e2329348.html

基本的には、聞いた話をかみ砕いてわかりやすく説明をし
気軽に、ちょっとダムに行ってみようか!!と思っていただける内容を目指しています。

ここでは書ききれなかった内容もありますので、ぜひ管理所を訪れてみて
分からないことなど質問してみてください。

⭐︎見学に関して協力
国土交通省九州地方整備局・筑後川河川事務所様 
水資源機構(筑後川局、筑後川下流総合管理所、筑後川上流総合管理所)様
合所ダム管理所(福岡県)様、藤波ダム管理所様(福岡県)
夜明ダム管理所様(九州電力)

ご協力感謝致します。

日本ダム協会認定 ダムマイスター
朝倉市3ダム愛好家 三ちゃん


icon74 ぷちっと、協力おねがいします


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Posted by さんちゃん at 22:11Comments(0)小石原川ダム筑後川と流域のこと

2023年09月04日

ダムがんばってます!(かんがい用水編)

令和5.8月の江川ダムにおける降水量、有効貯水量が更新されています

江川ダムHPからダウンロードできます→
https://www.water.go.jp/chikugo/ryochiku/dam_data/index.html
(HPの画像を見ると更新されてなさそうに見えますが、毎月更新されています)



⚪︎江川ダム観測地点・降水量から見る

令和5.7月は、7/10の大雨の影響もあり降水量がぐんと上がっています(ワインレット色)
8月は、雨が少ないと感じていましたが例年以上に降水量が少ない結果となっています。
(→朝倉市の降水量の参考にぜひ一度みられてみてください)


⚪︎江川ダム・有効貯水量から見る
→結果から言うと、小石原川ダム建設に伴う試験湛水関連の操作があり下流にある江川ダムの貯水量に影響している為にデータから近年の貯水率を読み取るのは難しい。

令和元年.12月から、上流に位置する小石原川ダムが試験湛水に入る
令和2年は、小石原川ダムは試験湛水中
江川ダムは夏場、大雨で貯水率が100%近くなるが、9月以降なぜか急激に貯水率が低下したのか不明

もしかすると雨が少なかったのかと降雨量を確認しようとしたが令和2年がないので不明

令和3.5月、小石原川ダムはサーチャージ(満水)を迎える
令和3.6月あたりから梅雨末期前にサーチャージからの水位低下の試験湛水の操作に入る
7月に備えて小石原川ダムの貯水量を確保したと思われる→江川ダムの貯水量が増える
小石原川ダムのサーチャージ水を使い、江川、寺内のかんがい用水に有効利用された可能性がある

降雨量、貯水量の年度の色を統一してくれたら見やすいかな

⚪︎出水期の期間は、雨が降りやすいので雨が降れば一定量はダムに溜めることは可能なんだけども
非出水期と言われる雨が少ない10月以降は、近年は平均より雨が少ない傾向が現れてる
河川を正常に保つ維持流量が決められてるので、雨が少ないと河川へダムから補給しているはず

昔より、雨が少ないのを理解して頂きたい


江川ダム(貯水率64%、放流量約5 ㎥/s)


寺内ダム(貯水率31%、、放流量1.5 ㎥/s)


小石原川ダム(貯水率93%、放流量約5㎥/s)

江川ダムと寺内ダムは、両筑平野のかんがい用水に使用されています。



寺内ダムの貯水率が30%近いので、江川ダムから導水路を使い佐田川へ補給している可能性が高い

江川ダムの貯水率も下がってきたので、小石原川ダムから5 ㎥/sを放流し江川ダムへ数日前から補給しているみたい。

寺内ダムは、貯水率が低くなっているんですが
もっと貯水率が低くなる前に、江川ダムや小石原川ダムから補給し、寺内ダムの貯水水位を高く維持して欲しい、
江川、小石原川ダムにたっぷり水があるじゃないかぁー(江川、寺内、バランスよく使って欲しいなど)などの意見もあるのかもしれないですが

寺内ダムは、江川ダムより流域面積が広く、江川ダムより利水の貯水容量が多くない
寺内ダムは、一回雨が降れば江川ダムより溜まりやすいダム
(江川ダムの方が溜まりにくいダム)

9月に入り雨が降ればいいが、あまり降らなかった場合、10月(非出水期)も近づいてくることを考えても
3つのダムを連携した運用をした時に、回復しやすい(溜まりやすい)
寺内ダムの貯水が先に下がるのは致し方ない(望ましい)

今年の夏秋田では、渇水によりダム湖に水がなくなったりしたケースも全国を見ると出てきていますし

今後、寺内ダムの貯水率が30%近くなる運用は、多くなるのではないでしょうか
寺内ダムのダム湖に水が少ない時は、下流域の為に頑張ってるんだ
我々の生活を支えてるんだと、寺内ダムを褒めて頂きたい。

勿論ながら、それは江川ダム、小石原川ダムにも言えること

小石原川ダムというと、正直、山奥にあんなでっかいダム
必要なんか?? と思ってました。

いや、思っている人いるはず

◦今年の夏の小石原川ダムの大雨の水位低減効果

◦ダムと導水路を使った運用

を見ていると、知ると、ますます重要度が増すのではないか
必要だと、流域には住んでませんが市民の一人として感じてます。

次回、お話を聞く予定にしていますので、この辺りの話も細かく聞いて正確に伝えれたらと思います。
寺内ダム、江川ダム、小石原川ダムは、市民の生活を支えているインフラ施設です。


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Posted by さんちゃん at 21:41Comments(0)江川ダム小石原川ダム

2022年10月24日

小石原川ダムの夜明け ~RISIING SUN~



九州一の堤体の高さを誇る小石原川ダムの朝日~RISIING SUN~


小石原川ダム堤体の天端(高い場所)から朝日を待機中(6時)
ちょっと神秘的でしたので一枚、


堤体から眺める令和あさくら湖の朝日(7時すぎ)


小石原川ダムの直下へ降り、九州一の堤体からの朝日(8時過ぎ)

九州一の高さは伊達ではなかった。
直下から、堤体越しの朝日がなかなか登ってこない、、、、
さすがだ、九州No1

朝日が昇ったら、提体(ロックフィルダム)のリップラップ(表面)
表面の整った奇麗さをゆっくり見ていただきたい。



ロックフィルダムなのに、岩なのに、表面のきれいさは
土木技術の高さ、日本人の几帳面さではないのかと感じてしまいます

朝日や夕日が綺麗なシーズンになってきましたね。

ダムと自然を愛でりにダムに行かれませんか



インスタではリール(動画)
Do As Infinity 、NEW WORLD
を使用してアップ中です。
歌詞、メロディと合ってると思い使用しました。
インスタをされてる方は、どーぞ


https://www.instagram.com/reel/Cj9SrRwg6IF/?igshid=MDJmNzVkMjY=


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Posted by さんちゃん at 00:26Comments(0)小石原川ダム

2022年09月26日

(祝)定礎.9月末日、小石原川ダム箸置き 誕生

小石原川ダム箸置きが誕生しましたぁー(定礎.9月末日)


江川ダム箸置き(藤吉窯作)


寺内ダム箸置き(藤吉窯作)



朝倉市にある3つのダムの箸置きが、これで揃いました(メデタイ)

細部まで、拘っている箸置きです。

どれくらい細部まで、拘ってるかっていうと地域のおばさまが
「これ寺内だよねー、江川だよねー」と言い当てちゃうくらい

クォリティーが高すぎて、オブジェとして飾るかたもいますが

箸置きとして、がんがん使ってくだされぇぇぇぇぇぇぇぇぇ

使ってると落としたりして、割れたり、欠けたりしますよねー

いいんです!! また買えば(笑)

私、2セットめですからぁぁぁぁぁぁぁぁぁ


icon51藤吉窯HP

https://toukichigama2015.wixsite.com/-site?fbclid=IwAR3B978YvCIwfg41NMENWsLfX_9N4Wz-IMdweM1ACafQ5zFZlWpgdxa82sI

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Posted by さんちゃん at 22:57Comments(0)小石原川ダムダムグルメ、グッズ

2022年07月01日

続・ダムがんばってます(小石原川ダム、江川ダム、寺内ダム)

前回の投稿の続(約2週間後)


本日の寺内ダムの貯水率28.4%
なんですが、運用に変化がありました。

(川の防災より、7/1)

☆小石原川ダム、貯水率50.5%
流入量0.36㎥/s、放流量8.26 ㎥/s

→江川ダムへ補給していました。

(川の防災より、7/1)

☆江川ダム、貯水率67.8%(6/27)→63.4%(今日)

流入量、0.61㎥/s(6/18)→0.96㎥/s(6/27)→8.33 ㎥/s(今日)
放流量、4.24㎥/s(6/18)→4.24㎥/s(6/27)→8.44 ㎥/s(今日)

→小石原川ダムから補給されている流入量をそのまま小石原川下流へ放流

(川の防災より、7/1)

☆寺内ダム、貯水率37.6%(6/27)→貯水率28.4%(30%を下回る)

流入量、0.57㎥/s(6/18)→2.16㎥/s(6/27)→1.75 ㎥/s(今日)
放流量、5.67㎥/s(6/18)→4.12㎥/s(6/27)→1.49 ㎥/s(今日)

→貯水率が下がってきたので、放流量を抑え

(美奈宜湖より)

→寺内導水路を使用して江川ダムの放流を
最大1.702㎥/s(毎秒1.702t)佐田川へ補給



(田植え直後の両筑平野)

「朝倉市、小郡市、大刀洗町、筑前町の約5.900haの農地に
江川ダム、寺内ダム、共にかんがい用水に使用されています(平均2.51㎥/s、最大8.25㎥/sを佐田川、小石原川へ補給(放流))」



(田植え直後の両筑平野)


一番下のワインレット色(6月まで)が今年の雨量です。


(アップしてみました)

近年、温暖化の影響で雨量が少ないですね。

平時では、注目されないインフラ施設のダムですが
市民の生活を影で支えてるダム

朝倉市の3つのダム、連携してがんばってます。


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Posted by さんちゃん at 22:56Comments(0)江川ダム小石原川ダム