2024年09月07日

水環境から見たダムのはなし

水環境から見たダムのはなし

ざっくりとですが、なぜ日本にダムが必要だったのか
水環境から見たダムのはなしをしたいと思います

プロジェクトWET 水体験プログラムの私が使ってる補足資料を使って説明します。
水環境から見たダムのはなし
日本は、世界でも降雨量、雨が多い国です。
(世界平均の1.95倍、アメリカの2倍)
水環境から見たダムのはなし
ただし日本は国土が狭く、山から海までの距離が短く、急流の為に
水はいきおいよく海へと

水のとどまる時間が短い(降った雨がおおくても、使える水は少ない)
水環境から見たダムのはなし
出典、国土交通省

日本の川は、河口からの距離が200キロ以内がほとんど(標高も高い)←急流
外国の河川は、河口からの距離が1000キロ以上とかざらにある

なので、外国の河川の方が流れは緩やかで川の水(降った雨)を利用しやすいといえます。
又、日本の河川は、強い雨が降ると急に河川が増水し、短時間に洪水のピークに達しやすい
というデーター(数値)が示されています。

そういった河川の特徴があります

日本は6、7月の梅雨の時期、8、9月の台風の時期に雨が降りやすく、10月~5月までの降雨量に差があり

水環境から見たダムのはなし
出典、国土交通省(筑後川、降水量) 6.7.8月が多いのが見て取れます

我々が、生活する為に使用する水の量(水道用水、工業用水、農業用水)は、
雨が少ない時期に使える水が足りなくなることがあった

ゆえに、雨が降った時にダムや堰などで溜めて、雨(水)が多い時と少ない時の差を
少なくして、安定して我々の生活に利用できるようにするダム建設の歴史に繋がります
水環境から見たダムのはなし

日本には、3091基(平成15)のダムがあります
(50% アースダム、40% コンクリートダム、10% ロックフィルダム)

福岡県内にも、実は90基近くのダムがあります。

ざっとですが、水環境から見たダムのはなしでした。

こういった日本特有の水環境を理解して、それぞれのダムの役割の話を聞くと
理解しやすいのではないかなと思います。

水環境から見たダムのはなし

近年、地球温暖化の影響もあり
激しい強い雨が降りやすくなっている反面、雨が降らない時間が長くなっていて

ダムなどの役割の重要性の高まりと、水の大切さや、水の性質、役割などを考えていく必要がある
と思ってます。

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水環境から見たダムのはなし

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