2021年05月28日

小石原川ダム 祝サーチャージと(と両筑用水事業)

小石原川ダムがサーチャージ(洪水時最高水位を迎えました。

おめでとうございます。

小石原川ダム 祝サーチャージと(と両筑用水事業)

この後、数日間 水位を維持して
ダム湖や設備に異常がないか点検して

その後、水位を徐々に下げて行きます
(最低水位まで)

そして、ダムに異常がないか点検して「本格運用開始」となります。

小石原川ダム 祝サーチャージと(と両筑用水事業)

小石原川ダム 祝サーチャージと(と両筑用水事業)

→現在は、国道500号が開通してませんので小石原川ダムを見ることが出来ません(6.7月開通予定)

見にいけたら、また詳しくお伝えしますね。


icon51今日は、小石原川ダムを含めた
両筑平野用水事業のお話を

「朝倉市、小郡市、筑前町、太刀洗の一帯を両筑平野といいます(一部)

両筑平野は、水資源機構のS42〜用水事業により江川ダム、
女男石頭首工、用水路(小郡、筑前町、太刀洗、朝倉)などの整備

小石原川ダム 祝サーチャージと(と両筑用水事業)

後に寺内ダムの運用により寺内導水路で佐田川と小石原川が繋がる

小石原川ダム 祝サーチャージと(と両筑用水事業)
(月間 ダム日本より)

今回、小石原川ダムの運用により佐田川、小石原川が導水路で繋がることで
農業用水、上水道など地域の生活の支えを期待されています。

朝倉の山々から佐田川に流れる水の面積(集水面積)は、広く
寺内ダム(集水面積51km3 )に流れる水は、江川ダム(集水面積30km3 )より多い

又、利水の貯水容量は、寺内ダム(利水容量900ml )より江川ダム(利水容量2.400ml)が大きい
(江川ダムは利水専用のダム、寺内ダムは利水治水の複合ダムという用途の違いもある)

3つのダムを連携活用し、活用可能な佐田川の水を小石原川に水を送ることで、有効活用しよう

「水は限りある大切な資源なので、大切に使おう」

小石原川ダム 祝サーチャージと(と両筑用水事業)

両筑平野は、筑後川と朝倉の山々からの「水の恵み」を受けて福岡県下でも有数の米どころとなっています(県内限定の「元気つくし」など有名)

小石原川ダム 祝サーチャージと(と両筑用水事業)

小石原川ダム 祝サーチャージと(と両筑用水事業)

寺内ダムの天端からは、両筑平野が一望でき朝倉の四季が楽しめます。

小石原川ダム 祝サーチャージと(と両筑用水事業)

☆水の恵み施設カード(トレーディングカード)をご存知でしょうか?
江川ダム(両筑平野用水管理所、限定数、無料配布(現在はコロナウイルス感染防止の為配布を休止中)
ダムカードと一緒に集めてみてはいかがでしょうか?


icon51追伸、
えっと、ただし3つのダムの連携は
利水の水の有効活用だけで
治水(洪水対策)には、効果がないです。

江川ダムの上流に、小石原川ダムが出来ることで小石原川の治水効果は見込めると思いますが

導水路で佐田川の水を小石原川へ送る治水効果は、なし
せいぜい 3.0m3/s程度なので治水効果は見込めない
(洪水調節、大雨時は90m3/s以上の流入量に対して3.0m3/s)

→自己分析の為に、治水対策に使用するか
しないかは分かりません


朝倉市、佐田川流域在住
朝倉市3ダム愛好家 三ちゃん(たこやき)
080-6412-5044

icon74 ぷちっと、協力おねがいします


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