2020年02月01日
竜門ダム~おなか探検デラックス
竜門ダム(熊本県、重力式コンクリートとロックフィルの複合式ダム)
おなか探検デラックス(見学)に参加してきました(参加者 約30名ほど)
おなか探検とは、平日に受けているダム見学に名前を付けて
今回は、利水放流設備(クレーン車が作業している設備)の10年に一度の点検交換に伴い、常用洪水吐(コンジットゲート)からの放流に合わせてデラックスとして見学者を募ったとのことでした。
ナイスネーミング
竜門ダムのある熊本北部地域は、降雨量が少なく(その大半が6、7月の梅雨時期に重なり)渇水と洪水に悩まされてきたとのことでした。
利水ですが、3つの導水路で他の河川と繋がっていて貯水率が低い場合は、導水路を使いダムに水を貯め、安定して下流域に水を流すことでメロン、スイカなど農業の安定化に繋がっている。
試験湛水が、3年かかってました(1年を計画していたとのこと)
流域面積が狭いので、なかなか堪らなかったみたいです。
小石原川ダム、どれくらいかかりますかねー
また治水では、梅雨時期の大規模洪水に対応
非常用洪水吐(ゲートレス)、越流式でまだこのクレストを超えたことはない(100年に一度の大雨を想定して作られてます)
今回は、常用洪水吐(コンジットゲート)からの放流でしたが
大雨時の放流は、この約100倍の放流量になるとの話でした。
寺内ダムの非常用洪水吐(2門)も40年間 使用なし(100年に一度の大雨を想定)
エレベーターと階段で、ダムのお腹の中へ
堤体直下から、フーチング(階段)で天端まで、なかなかどSな階段でした
でも、いい記念になるからこういう体験はいいよね。
安全確保の為に職員さんは大変ではありますが、、、
こちらの階段も点検業務で上り下りされてるんですよねー
集合写真は、後日、メールしてくださるとのことで至れり尽くせり
ダム湖の水を循環させて、アオコの発生を抑える噴水があるんですが
放流期間中は、設備上 噴水はお休み(噴水は、また見に来てくださいと)
街灯も竜なんですよ
見学後は、横の施設のロンロン館にてカレーを頂きました。
個人的な意見ですが、アンケートにも書きましたがダムカレーが食べたかった(その分、手間賃で高くなってもいいから)
説明も、凄くわかりやすかったです。
ただ、監査廊の中で設備の説明がなにもなくただ直下に行くためだけの
通路になっていたのが残念だったかなぁー
ダムカードは、公式、地質カード、イベント限定の3枚
竜門館防災施設も併設されていましたので、一緒に見学をしてきました
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